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(6) タイの車窓から
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メコンの街ナコンパノムから車で6時間かけてコラートへ戻ると、今回の旅もそろそろ
終わりに近づいていた。最終日の朝までコラートで過ごそうかと思っていたが、一日早くバンコクへ向かう事にした。今回は鉄道での移動である。
周囲の人々はバスで行こうと言ったが、私の強い希望で鉄道での移動となった。
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ナコンラチャシマー駅からホアランポーン駅まで、6時間の列車の旅である。
駅を行き交う人々や、売り子のおばちゃん達は非常に元気で活気があり、
とても絵になる風景だった。
でも残念ながら、ここで今回の旅で唯一にして最大の誤算に遭遇してしまう。
ホアランポーン行きの列車が3等列車だったのだ。
3等列車にはトイレはあるがエアコンが付いていない。35度の猛暑の中をエアコン無しで6時間の旅を行なうという事である。扇風機が付いている事が不幸中の幸いだと思った。
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列車内の窓は、当然では有るが全て開けてあった。 列車が走っている間はそれほど暑さを感じる事も無く、比較的快適に過ごす事ができた。でも3等列車はもうこりごりだ。
終着駅が近づいてくる頃、列車が信号待ちをする回数が増えだした。タイでは電車よりも自動車が優先なため、踏み切りで電車の方が止まる事も多いそうだ。
そんなこんなで無事終着駅に着いた私は、不思議な達成感を味わう事ができた。
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